手向けの花は時を越える
先日、第2回謎解き対抗戦が開催されました。
謎解き対抗戦は名だたる謎制作者の方々がラインや脱出ゲームメーカーを使ったコンテンツを発表して順位を競うものです。たぶん。
第1回から大幅に参加者数が増えてとても白熱した戦いでしたね!(まだ解けてないけど)
さて、今回の謎解き対抗戦にはエキシビションイベントがありました。
エキシビションの内容は「順位争いに参加しない特別枠としてライン謎をひとつ公開します。制作者を予想していただき見事的中させることができたかたのアカウントを発表します」(主催ナゾトキヤさまより)
とのことでした。
先日、ライン謎三部作を完走した私は「ライン謎なんて2度と作らんわ」という気持ちでいっぱいでした。
お話を考えるのはとても楽しい!でも私は謎が作れない!実装がめちゃくちゃ苦手!そもそも向いてないことを悟りました。
しかし
4月1日、エイプリルフール当日のことです。
私はTwitterのアカウント名を「ちろる@いもけんぴ。」などという某algoの某2人のキメラのような名前にして遊んでいました。ちろぴといもちゃんごめんね。
そしたら謎解き対抗戦主催さまからのまさかの依頼。
エキシビション企画の制作者を請け負ってほしいとのことでした。
私は「ちろる@いもけんぴ。」ではない
もしいもちゃんと間違えているのだとしたらまじで申し訳ない。ごめんなさい。
あっよかった。ほんとによかった。
というわけで4月1日にエキシビション参加が決定し、締め切りは5月末。とても余裕がある。
ゆっくり作ってもぜんぜん間に合うぞ~!と思っていたんですよね。最初は。
そんなに甘くなかったんです。
大量の宿題、なぜか毎週ある土曜授業、なぜか授業があるゴールデンウィーク、掛け持ちバイト、そして同時進行で周遊謎の制作(いつかお披露目したい)、公演の制作(もうすぐ発表します)、、、、 、
そして圧倒的にタスク管理がヘタクソ
反省はしているんですよ。反省は。
そんな限界状況でなんとか作り上げたものです、楽しんでくれたらうれしいとても。
(以下、内容に触れます。めっちゃネタバレです)
今回、作らせてもらった「手向けの花は時を越える」には以前の三部作に出てきたキャラクターが登場します。
三部作が終わったあとで、メインキャラクターだった高野マコトくんをどうしても幸せにしてあげたいな~!と思ったので彼にまつわるお話を作ることにしました。
言い訳をさせてほしいんですけど、高野くんを殺すつもりはなかったんです。
締め切りの10日前までは高野くんは生きていました。普通におじいちゃんとして作中に出てくる予定でした。
でも間に合わなかった。
制作が。
なのでおじいさんは亡くなっている設定にしてしまいました。結局、高野くんを幸せにすることはできませんでした。
ごめんね高野くん、かなりかわいそうなキャラクターだったけど幸せだったと思います。
謎に関しては
・紙やペンを使わない
・とにかくきれいに
・解きやすい
・答えがシンプル
を目指して作りました。目指しただけなので実際どうだったかは知らないです。
謎解き対抗戦本戦に関しては有名な制作者ばかりで、正直、場違い感はとてもありました。
けれどここから、これをきっかけに少しでも多くの人に遊んでもらえたらなあと思います。
はい。
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